山陽レックの強み

RECYCLE

持続可能な社会の構築に向けた取り組み

山陽レックは、環境負荷を軽減する循環型社会に向けた産業廃棄物のリサイクルに取り組んでいます。 2013年から新規硫化物法(ガスセンサー技術)を採用したプラントで金属含有廃液からの金属回収事業を展開しています。従来の方法では解決できなかった悪臭や沈殿物のコロイド化を防止して金属硫化物を形成することが可能となる一方で、金属成分を高濃度で回収できるので、有価金属(ニッケル、銅、鉛、亜鉛、錫など)としてリサイクルすることができます。 さらに、2021年には電気自動車(EV)などに使われるリチウムイオン電池(バッテリー)専用の焼却室を備えた新型燃焼炉の稼働を開始しました。廃棄されたバッテリーにはショートによる発火や感電などの恐れがあるため処理が困難である一方、ニッケルやコバルト、そして銅やアルミなどの有価金属が含まれます。 山陽レックは、豊富な経験と専門知識を駆使してバッテリーを安全に焼却処理して無害化し、有価金属をリサイクルすることによって、EVの普及に伴い今後予想される廃棄バッテリーの増加に対処して循環型社会の構築に貢献します。

ECOLOGY

地球環境に負荷をかけない製造の推進

地球温暖化を始めとする様々な環境の変化を受けて、今日の社会ではエコロジーの概念は広く浸透するようになりました。 山陽レックは、リサイクルのパイオニアとして、多様化する今日の産業廃棄物の種類と量に対応すべく、今日まで培った知識と技術を駆使して産業廃棄物処理技術の向上に取り組み、一貫して最先端の処理とリサイクルを追求してきました。 山陽レックは、最新の設備と技術で処理された産業廃棄物を最大限にリサイクルすることにより、単なる産業廃棄物処理業者ではなく、静脈物流(消費側の使用済み製品をリサイクルして生産側に戻す物流)を組み込んだ製造業の一部を担うリサイクルのパイオニアとして業界をリードするとともにエコロジー社会の構築を推進し、産業廃棄物業界全体の新しい業態のモデル作りに取り組んでいます。その一環として、山陽レックは、業界の新しい可能性を広げるために同業種、運搬業者、製造業のパートナー様と広く連携しています。

CHEMICAL

特別管理廃棄物から汚泥までの
広範な処理品目

EUのRoHS指令は電気・電子機器における特定有害物質の使用を制限する規制です。RoHS指令だけでなく、有害化学物質の取り扱いに関する社会的な関心は、持続可能な次世代の社会に向けた取り組みの一環として高まっています。 これは製造の分野だけでなく、廃棄物処理の分野の問題でもあります。市場で流通する製品では有害化学物質の使用は規制されていますが、製品が市場に流通する前の研究開発の段階では最終製品には含まれない有害化学物質が使用されていることがあります。 山陽レックは、この段階での試作品や成果物も処理しています。有害化学物質が含まれる産業廃棄物は、安全に処理できるように無害化する必要がありますが、正しい知識と技術がなければ危険を拡大することにもなりかねません。 豊富な実績と技術を有する山陽レックは、ジメチルカーボネート(DMC)等を含む難燃性電解液、そして金属含有廃液なども安全かつ適切に分解処理しています。 現在では、製造業界の多くの企業様から各種化学物質の処理に関するお問い合わせをいただいています。対応できない品目についても、当社の広範なパートナーネットワークを駆使して対応できる方法をご提案いたします。詳細については、お気軽にお問い合わせください。

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